こんにちは、みみみ!です。
長いこと、とき宣のことを書けていなかったのですが、
去る9月6日、7日できみのハートにロックオンTOUR 2025の愛知公演に参加してきましたので、その感想を綴っていきたいと思います!ちなみに私自身、初めてのとき宣ライブ参加でしたが最高に楽しめました!
とき宣のライブってどんな感じなんだろう?初心者だけど大丈夫かな?とライブに興味をもっていらっしゃる方は是非ご参考にしていただければ幸いです。
全体の総評
前提
まず前提として、ツアー参加時点での私のことを少し書かせていただきます。
①とき宣(というより女性アイドル)のライブは初めて
②昔のとき宣の曲やコールまでは網羅できていない
③ライブハウスやフェスみたいなスタンディングのごちゃごちゃなライブの経験多い
④曲にノって声を出すのが好き
こんな感じで、『ど新規宣伝部員』として緊張しながら参加しました(笑)
全体的な感想
『楽しかったし、2日間参加して大正解だった!!』というのが感想です。
正直、とき宣が好きで行っているのである意味当たり前ではあるのですが、やっぱり画面を通してでない良さというか、生の素晴らしさってあると思っていて、それを感じられたライブでした。
セトリも最近ファンになった層やライトなファン層でも知っているような最近の曲や代表曲だけではなく、超ときめき♡宣伝部になる前の懐かしい曲も多く、まさに10周年の集大成と言えるのではないかと思いました。
(私は新規なので想像ですが、昔からのファンも『おお!』ってなる曲もあったのでは?)
特に良かった点
・生のとき宣メンバーが見られる
当たり前ですが、好きなアイドルが結構近く(ハコによる)で歌って踊ってるというのは想像以上にテンションが上がりました。やっぱりこれがライブに参加する動機ですよね。
・生歌ならではの良さ
生歌なので音源と違い、クオリティに振れがあります。ただ、それも含めて「ナマモノ」と感じて私は大好きです。「調子悪そう…頑張れ!」って思ったり「音源以上だ…!最高!!」って感じたり、そういうシーンが何度もあって嬉しかったです。私は『雨上がり』という曲が好きなのですが、そのラスサビをひよりんが完璧に歌ってくれて鳥肌がたちました。欲を言うならもっと「ライブ版アレンジ」とか「煽り」とかみたいな分かりやすいものがあった方が好みではあります。
・全体的な視点でダンスが見られる
今回参加して思ったのは、『DVDで見ていた以上に踊ってる!!』ということでした。画面で抜かれるのは歌っているシーンが多いのですが、全体を見るとパート以外のメンバーって結構ガッツリ踊っているし、そのダンスも可愛いです。私は歌が好きでファンになりましたがダンスにも興味が出てくるライブでした。ペンライトをダンスに合わせて振ることも多いので次は是非勉強して臨みたいと思います。
・現場の一体感
所謂コールと呼ばれるものがあって、参加前はちょっと懐疑的というか不安が大きかったです。ただ、実際に参加してみるとコール自体もメンバーの歌を邪魔することも少なく、むしろ「会場の盛り上がり」や「とき宣への愛」を伝える手段として良いものだなあと私は思いました。ただ、ファイヤータイガー・・・みたいな意味のない言葉の羅列はあんまり好みではないし、ガチ恋口上はまだちょっと恥ずかしくてできないです(好きな方ごめんなさい)。名前を呼ぶのは大好き!!って思ったので、コールも次回まで主要曲だけでも予習して参加したいです。
・セトリ
公演や好みにもよりますがそれでも言わせてください。セトリ、神でした。日替わり曲の引きはかなり良かったです。
少し合わなかった点
・ハコ(会場)の問題
特に一日目は会場の端っこだったからかもしれませんが、音響が非常に残念でした…。二日目はPA卓の近くになり良くはなったので、単に座席の問題かもしれませんが少し気になりました。
・ロックオンフリータイム(LOFT)の難しさ
今回、私はLOFTは大当たりの席で今回以上のLOFTはもうないかもしれない…というくらい最高でした。とても嬉しかったし、楽しかったし、幸せだったのですが、改めて考えると結構功罪ある気もします。
・ライブの終わり方
とき宣のライブでは、最後にSNS用の写真や動画をステージから取ります。個人的にはこれがライブの余韻を失くさせてしまって寂しい部分がありました。もっと合間にこの時間を取った方が綺麗な終わり方になるんじゃないかな~と思います。
ライブの流れ
以下の内容にはセトリを含むネタバレがあります。
すでに終了したツアーの内容ですが、気になる方はご注意ください。
開演まで

初日は16時開場の17時開演でしたが、物販は12時半~開始(整理券が必要!)なので会場の下見も込めて早めに向かいました。
整理券番号は約300番だったのですが、整列まで30分、購入まで大体1時間程度かかりました。なるべく呼び出し開始から待機しておく方が良いかもしれませんが、整理券の進みはこれくらいだよ~という目安に。
グッズは購入制限もかけられているので、少なくとも初日の名古屋では売り切れはあまりなさそうな感じでした。パブリンのご当地キーホルダーが一番怪しそうな感じ?
そして物販後のエリアにはメンバーの等身大パネルが置いてあります。開場後や終演後は混雑しているので物販後に流れでとる方が人が少なくておすすめです。しっかりとパネルと撮影したい人は物販並びましょう!!

開場直後は入場待ちで長い列ができていますが、パネルの撮影も終わっている場合は時間を持て余すので急いで入場する必要はないかな~と思います。初日は急いで入場したものの多少暇でした。一応会場のスクリーンでMV流してくれているので、それを見たりはできます。
ちなみに開演の直前にはメンバーが注意事項を読んでくれるのですが、うまく読めなくて可愛かったり、始まるぞ~と高まったり、非常に良い演出だなと思いました。
セットリスト
- あいにきちゃった
- ぴょんぴょん
- ハピラブルー!
- (日替わり曲)GAMUSHARA / キタコレ!モーニング
- 青春ハートシェイカー
~ちょこっとMC~ - セツナリベンジ
- (日替わり曲)TRAP / ドンフィクション
- ハートな胸の内♡
- びりーぶ
~幕間の映像~ - (LOFT)最上級にかわいいの!
- (LOFT)超最強
~MC~ - まごころMy Heart
- (日替わり曲)超ステップアップ / プリンセスプリンセスプリンセス
- 初恋サイクリング
- エンドレス
- 世界でいちばんアイドル
(以下アンコール) - (日替わり曲)青春アンセム / 雨上がり
- きみと青春
- トゥモロー最強説!!
前半戦
1曲目がまさかの『あいにきちゃった』。10周年ということで昔の曲もやるのかなとは思っていましたが、最初はもっと最近の曲から入るかと予想していたのでびっくりしました。地方の公演ということで個人的には嬉しい気持ちもあり。
(固定曲なので東京とか横浜とかでもやったみたいだけど、それはどうなん?)
2曲目は『ぴょんぴょん』。ライブの定番曲ですし、非常に盛り上がりますね。間奏がライブ仕様で長くなっており、自身も沢山跳ねながらテンション上がっていきました。
3曲目の『ハピラブルー』。曲調は落ち着いているものの、明るくダンスも可愛い名曲です。サビのダンスに合わせてペンラ振るのも楽しかったです。『ぴょんぴょん』で上がった熱気を少し抑えつつ、このあとの展開も期待が膨らみました。
4曲目は日替わり曲。『GAMUSHARA』は過去のライブでも高頻度で披露されていた曲だと思いますし、個人的に好きな曲で、ライブとしても合いの手も入れやすくここで再度テンション上がって最高でした。逆に『キタコレ!モーニング』はあまり馴染みがなく、アワアワしているうちに終わってしまった感じでした…。
5曲目は『青春ハートシェイカー』。鉄板曲ですが驚いたのは宣伝部員さんたちのコール!初日は端っこだったので周りはそんなにコールしている人いませんでしたが、みんながメンバーへの愛を叫んでいて、でも曲を邪魔する感じじゃないというのがちょっと不思議な感覚でした。『次からは私もコールしたい!』と感じましたし、会場での一体感もあって更にこの曲が好きになりました。
とまあ、前半のピークはここだったかな?ここでようやく、一息つけるMCを挟んで前半の後半戦へ。(日本語変かも)
6曲目『セツナリベンジ』はそこまで刺さっていた曲ではなかった+早口の歌詞が多くメンバーが歌いにくそうでしたね。7曲目の日替わり曲『TRAP』は予習不足でほぼ初見だったためノりきれず…。『ドンフィクション』は普通に名曲なのでやってくれて嬉しかったです。8曲目『ハートな胸の内♡』も可愛い曲ではあるんだけど、ライブでのノリ方が難しかった(笑)
9曲目の『びりーぶ』は最初の「HEY!HEY!」のところでクラップしたり、サビでダンスに合わせてペンラ振ったり、(古参の方には怒られてしまうかもだけど)結構自由に楽しんでいました。こういう「一緒に楽しんでいる感」がある曲を聴くと、ライブに来てよかったなと思えます。あとはこの曲のひよりんパート『「あい びりーぶ」つぶやけば ・・・ すばらしいおまじない』を生で聞けたのは大きかった!
最後の『びりーぶ』で気持ちが高まったところですが、メンバーは一度退場して幕間の映像へ。10周年の想い出を語る内容で、
- ジュリアにアイドルの挨拶を教えるかなみん…さすが部長
- あきちゃんの想い出(みんなで焼肉)…やっぱりコロナ禍だったから機会も少なかったのかな?
- STAR初披露…やっぱりメンバー的にも会心の出来だったんだな~
てなことが印象に残りました。色んな会場でライブをした際の想い出は、きっと私のような新規だと理解しきれないので、昔からのファンはもっと思うところがあるかもしれません。
ロックオンフリータイム(LOFT)
まずは私の2日間の写真をご覧いただきましょう。
左が1日目、右が2日目です。どちらも推しであるひよりんが近くに!!しかも1日目は通路席だったので、私とひよりんの間に遮るものは何もない!!こんなことはきっと二度とないくらい引き強な座席でした。


しかし、初日はLOFTの勝手も分からないし、LOFTはもっと終盤にあると勘違いして心の準備はできていないしでバタバタしている中、ひよりんが目の前に来て比喩でなく手が震えまくって、ほとんどうまく撮影できませんでした…。勿体なさすぎる…。
ただ、ここまで最幸な状況下でもちょっとLOFTには思うところがあり、それは
- 好きな曲の全力パフォーマンスを見られない
- 席によっては虚無タイムになる可能性
- 認知マウントになりがち(内輪感)
からですかね。『最上級にかわいいの!』『超最強』どちらも良い曲なのに、他の曲と違って「曲やパフォーマンスに関する感想がない」というのが私の求めている「とき宣のライブ」とアンマッチなのかもしれません。
特に私は『超最強』のライブ映像を見てファンになったのもあり、できればこの曲はLOFTで消費して欲しくなかったな~というのが正直な感想です。
↓のようなものを求めています!!!
後半
気を取り直して後半戦へ突入です。
12曲目の『まごころMy Heart』。最新シングルのカップリングですが、まだ会場もノリ方を探り探りって感じでした。曲中セリフでお弁当食べているかなあきや、ジュリア嬢の『あと5分~』のセリフが可愛かったです、以上!!
13曲目は日替わりで『超ステップアップ』と『プリンセスプリンセスプリンセス』!これはどちらもテンション一気に上がりました。『超ステップアップ』でのひよりんの『アイドルって楽しい~!』を見られたことも印象深いのですが、『プリンセス×3』は『視線は全部独り占め!』でステージを駆ける姿が眩しくて、より一層好きになれました。(コールである「今日もひとかはパーフェクト!」を言えなかったのは心残り)
14曲目は宣伝部員お待ちかねの『初恋サイクリング』。ラストに向けて更に盛り上がっていきます。自分の周りはトレイン作っている人が少なかったのは残念。私は知っていたけれど、知らない人もいるだろうし事前レクチャーあっても良かったかも。
ただ、この曲って昔からのファンだからこそ、みたいな文脈があるものだと思っていて、それに自分は踏み込むことができないというほんのちょっぴりの寂しさも感じつつ、その文脈を大切にしている姿勢を尊重したい、みたいな思いもあります。だから自分から「トレイン作ろう!うぇーい!」みたいなのは違うというかできないのよね。(うまく言えない…)
15曲目は『エンドレス』。これは予習していった訳ではないのですが、かなみんの落ちサビの時にペンラを青にしたら会場全体がペンラを青に変えていて、とても美しくて素敵な景色でした。私は基本的には挨拶時以外はペンラの色変えないのですが、自分が「ここは青にしたい!」と思った箇所がピタリと重なった嬉しさもあり、忘れられないシーンです。ひよりんの『ときめきの正体はもう気づいてる 全部わかる』も大好きなフレーズで、噛みしめて聴いていました。
本編ラストの16曲目は『世界でいちばんアイドル』。正直、自分の心情としては楽しんでいたけど、13~15曲目までが良すぎてぼうっとしている間に終了してしまいました。兎にも角にも、これにて本編終了。
アンコール
メンバーが一度退場したあと、アンコールとして登場。
17曲目は日替わり曲『青春アンセム』と『雨上がり』。『青春アンセム』はまっすぐな歌詞がまさに青春っぽくて、本編が終わって一度落ち着きかけていた会場の熱気を上げてくれました。『雨上がり』はメンバーが後ろ向いてポーズとっているのを見た瞬間、「ああっ↑」という変な声が出てしまって恥ずかしかったです。今回のライブでは聞けないかな~(日替わりもアップテンポな曲がくると思ってた)と半ば諦めていたので、かなり嬉しいサプライズでした。
↓はときクリ2020のライブ映像から抜粋していますが、これが見えた瞬間に声が出ていました。

18曲目は『君と青春』。ラストに向けてどんどん加速していきます。鉄板曲ですし盛り上がるのは当然なのですが、おはるの落ちサビが最高でした。2日間通しておはるの調子は良さそうだったので、気持ちよくノることができました。
ラストの19曲目は『トゥモロー最強説!!』。やっぱりそうだよね、という安定の選曲ではありますが、10周年ツアーライブのラストを飾るに相応しい曲だと思います。メンバーからのカメラへ手書き演出『あいちてるよ♡』もなんだかんだ嬉しいものです。とか盛り上がりつつ楽しんでしたら、あっという間に終了してしまいました。

この後でSNS用の写真や動画撮影、ファンサの時間を経て本当に終演となるのですが、個人的には盛り上がりが冷めてしまうので、曲とともにスパッと終わった方が格好良いんじゃないかと思います。もしくは最後にそれぞれ挨拶とか。(アイドルなのでファンサ時間は仕方ないのかな…)
その他感じたこと
準備も楽しい!
今回ライブに参加するにあたり、うちわを作ったりグッズを集めたり、今まで経験してきたバンド系のライブとは色々勝手が違ったのですが、それを含めて「楽しいな!」と思えました。
うちわは公式もの使うのか自作するのか、うちわの文字はどうするか、持っているグッズの中で何を持っていくのか、どこにつけるのか、ステッカーはどうするのか…と文化祭前の準備のようなワクワク感がありました。
何というか、こう、「自分の好きな推しのことを考えながら、アレコレ手を動かす」ことって日々の忙しい生活の中だとできないこともあり、その時間も大切だと感じられたんですよね。
これから参加される方は是非こういう準備の時間も楽しんではいかがでしょうか。
↓私の持って行ったグッズたち(正直当日の出番はペンラ以外はほぼない笑)

コールやダンスを覚えるともっと楽しいかも!?
もともとコールには懐疑的だったのもあり、コールはほぼ知らない状態で参加したのですが、しっかりと勉強していったら良かったです…。
超個人的見解ですが、ライブはやっぱり声を出して飛び跳ねてナンボだと思いますし、落ちサビの時はペンラで盛り上げて…とか、「出演者と観客で作り上げる」ものだと考えています。
人それぞれでノリ方は違うので、完璧に揃ってなくてもいいと思ってはいるのですが、自分自身が気になってしまう性質なので、憂いなく声を出すためにコールを知っておけばより楽しめたと思います。
ただ、私としては「コールのためのコール」はあまり好きではないというか、あくまで「溢れる気持ちが出てしまった結果のコール」であるべきだという想いもあり、自分が高まっていない場面で無理に声を出すのは違うかな~と感じるので、「コールできる」状態にしておくというのが目標かな。(「うりゃおい」みたいなのはともかく「長すぎるガチ恋口上」や「ファイヤー」系は自分の気持ちが追いつくまで時間がかかりそう)
一方でダンスに合わせてペンラを振るのも想像以上に楽しいし、会場を俯瞰してみると盛り上がりに一役かっているのかなとも感じたので、こちらの方がライブ中にやるハードルは低いかもしれません。
今回メンバーのダンスを見て可愛いなあと改めて好きになったこともあり、少しずつでも覚えていけたらいいなって思っています。
ライブへの臨み方
ここらで少しネガティブなことを。
楽しみ方はひとそれぞれという理解はしているのですが、「自分一人がとき宣を楽しむ」のではなく、「楽しいとき宣のライブをみんなで作りあげる」という気持ちでいたいものです。
声を出すのが苦手でも、ペンラ振るのも苦手でも、私は良いと思います。ただ、「確定ファンサを貰いにいく」「自分のアイデンティティをアピールする」のは、ちょっと違うのではないかな、と感じてしまいました。
なんというかベクトルが内向きというか…、出演者と観客が同じ方向にベクトルを合わせて突き抜けていく、というのが私の理想のライブだからかもしれないけれど。
もちろん、私にもそういう「内向き」なベクトルは存在するけれど、そういうのは特典会とかで発散する方が健全だろうなと思います。
熱狂的なファンの方ってかっこいい!!
最後に、ライブ本筋以外で一番印象に残ったことを。
アンコール前にメンバーが退場した際に、何人かの宣伝部員さんがすぐに「アンコール!!」と始めてくれました。
はっきり言って、昨今はアンコール含めてセトリだし、衣装替えもあるからすぐには出てこられないこともみんな分かっています。にもかかわらず、メンバーに聞こえているかも分からないなかで、大きな声で先陣をきってくれました。
しかも、両手でペンライトを持ち、綺麗に回しながら(ヲタ芸っぽい?笑)ビシッと決めていて、「こんな宣伝部員さんはかっこいいな!」と心から感じました。本当に「アンコール」の声とともに回る光が美しい情景でした。
最後に
こんな半分自分のための備忘録のような、とりとめのない文章にお付き合いいただきありがとうございました。
思うがままに書いていたら、意外と分量が多くなってしまいました。
これをご覧になっているみなさまが、素敵なとき宣とのライブを過ごせますように。